こんにちは。
そらそらです。
本記事は、「仕事を辞めたい」「でも、辞めたら後悔する」と悩みながら、長年にわたって続けてきた仕事を辞めてしまった記録です。
人は手にしたものの価値を高く見積もる
最近読んだ『熱狂のデザイン』という本で、以下の記述がありました。
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日本は、現在の勤務先で継続して働きたいと考える人の割合が世界で最低水準であるにもかかわらず、転職や独立・起業したいと考える人の割合も世界最低水準。
つまり、仕事に対する意欲はないけれど、外に飛び出す気持ちもなく、嫌々いまの会社にいる人が多いということです。
※ 引用:本書 P.31より
『神メンタル』という本では、こんな記載がありました。
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私たちはすでに手にしているものを実際よりも約2倍は高い価値で見積もるといわれています。
※ 引用:本書 P.17より
今の仕事を嫌々続け、その地位を高く見積もっていた私は、まさにこれでした!
迷った時の判断基準
「やる・やらない」を迷った時の私の判断基準はひとつ。
かなり後ろ向きですが、「どっちの方が後で後悔するか?」です。
後悔するのが嫌いです。
だから、後で後悔しなさそうな方を選ぶようにしてます。
仕事を辞める判断
これまで続けてきた仕事、「辞めたら後悔する!」と思い続けて、10年以上働いてきました。
そしたら、ここへきて体調が悪化!
辞めたい気持ちが急上昇。。。
自問自答の毎日。
「これまで積み上げてきたものを捨てていいの?」
「辞めても、良い仕事が見つかるの?」
医者は、答えをくれないので、自分で決めるしかありません。
「辞めた方が後悔する?」
「それとも、ここで辞めなかった方が後悔する?」
悩みに悩みました。
どっちを選んでも、必ず後悔する日が来るからです。
でも、どちらか選ばなければいけません。
私は、辞めることを選びました。
「仕事を辞めてしまった後悔」より、体調を崩した このタイミングで、今まで何度も辞めたいと悩んだ私語を「辞めなかった後悔」の方が絶対に大きいと思ったからです。
決断まで時間がかかりましたが「辞めたい」と悩んできた日々から卒業です。
仕事を辞めると決めてからの迷走の日々
辞めると決めてからも迷走の日々でした。
同じ業種で働くのが嫌だったので、未経験歓迎で残業の少ない仕事を探しました。
普通は、次の仕事を探してから「辞める」と決めるらしいです。
でも、私の場合は「辞める」と決めてから次の仕事探しをしました(苦笑)。
次は、「好きなことを仕事に」と思い、「たい焼き屋」の求人を探したりもしました。
でも、「食べるのは好きだけど、焼くのが好きになれるか?」と思って保留。
仕事探しと平行で、役に立ちそうな資格を探し、「簿記3級」の取得を目指しました。
その後、転職サイトに登録したら、アドバイザーから「資格よりは経験」と言われたけど、始めしまった勉強を途中でやめるのはもったいない。。。
(ここでも高く見積もっている私・・・)
「簿記3級」は変わった試験形態の資格。
「Web試験」が選択できて、いつでも受験できる資格です。
なので、とりあえず合格まではしましたが、今のところ使い道はなし。。。
その他、「ホームページ作成やWebライティングができるといいな」「副収入にもなれば良いな」と思いブログを始めたけど、予想以上に時間を要する状況。
毎日ブログを書いてる方、すごいです!!
自分を採用してくれそうな仕事探しもしました。
ダメな自分が見えてきて、一番きつい時間でした。
この決断を後悔した時のために
次の仕事は、なんとか見つかりましたが、正社員ではありません。
働いてみないとわからないけど、絶対に辞めたことを後悔する日は来ます。
その時に、今の気持ちや考えを思い出せるように記録しています。
今の時点では「辞めることを選んだことが正しかった!」と。
話は変わりますが、私の大好きな漫画「ONE PIECE」で、こんなセリフがあります。
主人公ルフィが、義兄エースを目の前で殺されて自暴自棄になっている時、魚人のジンベイから問われた言葉。
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失った物ばかり数えるな!!!
無いものは無い!!!
確認せい!!
お前にまだ 残っておるものは何じゃ!!?
※ 引用:本書590話より
この時のルフィには「仲間」がいました。
今の私には「家族」がいます。
家族には、この決断までの過程で迷惑をかけました。
4月からは心機一転、自分の時間も家族の時間も増えるので、その時間を大切にしたいと思います。
まずは、新たな土地へ引っ越しです。
引っ越しに向けた断捨離です!
手に入れたものを高く見積もることから卒業し、本当に必要なものだけダンボールへ!!
今回は以上です。
ほんの少し、誰かの参考になれば幸いです。
今週のお題「卒業したいもの」