こんにちは。
そらそらです。
本ブログの以下の記事で、鈴木祐『最高の体調』を紹介しました。
本書の中で、現代人が抱える「体調不良」や「不安」といった様々な問題には「共通の要因」があること。
その「共通の要因」のひとつが「腸内細菌」をないががしろにしていることだと記載されていました。
そこで興味を持ち、Amazonの電子書籍の定額読み放題サービス「Kindle Unlimited」で読める『腸活』に関する本をピックアップしています。
本記事は、その読書記録として紹介するものです。
本の紹介
概要
本書では腸内環境と心身の不調の関連について最新情報を伝えつつ、人と地球の土を同時に改良する食べ物の選択の重要性と方法をプラネタリーヘルスの観点から説く。
※ 出典:Amazonの商品紹介より抜粋
感想
本書は、「森の土壌と微生物の関係」と、「人の腸内と微生物の関係」には相関があり、森の土壌と同じで、腸内は人の根幹であり非常に重要といいます。
その腸内環境の悪化は、便秘や下痢を引き起こすだけではありません。
腸内の微生物(腸内細菌)には、免疫、代謝の改善、脳の成長や維持などの多岐にわたる働きがあるため、腸内環境の悪化は以下の不調に関連するようです。
- 生活習慣病
- アレルギー性疾患
- 精神疾患
- などなど
不調かどうかを知るのは簡単です。
「うんち」や「おなら」が臭くなるからです。
(わかりやすい・・・)
本書の項目には、以下のタイトルまであります。
「ウンチは尊い - 腸内細菌の祖先は土壌細菌」
衝撃的なタイトルで、少し脱線しました。
肝心の腸内を整える「食の選択」等については、第5章で詳しく整理されています。
キーワードは以下の2つです。
- プロバイオティクス:有用な菌を摂取する
- プレバイオティクス:腸内の菌を育む
そして、その「食の選択」は様々な心身の不調のみでなく、地球温暖化といった地球環境にも多大な影響を与えていることについても詳しく書かれています。
「森」も「人」も微生物が重要なのに、新型コロナの影響により、殺菌消毒が当然のように行われるようになっています。
アルコール消毒液があると、なんとなく使ってしまいます。
「微生物は怖い」
そんなイメージがついたようにも思いますし、微生物との関係は悪化してしまっています。
本書では、以下の記載がありました。
本来の衛生とは、決して「無菌」を目指すものではないはずです。後の時代の未来人は、人類はかつて野蛮なことをしていたものだと、今の習慣を振り返るかもしれません。
むしろ適度な微生物との触れ合いが、免疫機能を強化し、免疫の暴走をも防ぐことも分かっています。このような時代だからこそ、微生物を正しく認識し直して、信頼の共生関係を取り戻さないことには、人も地球も健康を保つことができません。
※ 本書 P.72より
考え方は人それぞれですが、微生物との付き合い方について、改めて考えるきっかけになる一冊でした。
今回は以上です。
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