こんにちは。
そらそらです。
『お得』に読書を楽しむなら、欠かすことのできない図書館。
そんな図書館の歴史は古く、紀元前まで遡るようです。
中でも「古代最大の図書館」ともいわれる「アレクサンドリア図書館」は、私が「Kindle」の電子書籍の読み上げに利用しているアプリ「Amazon Alexa」(通称:アレクサ)の語源になっているとか。
※「Amazon Alexa」のApp Storeへのリンク
※「Amazon Alexa」のGoogle Playへのリンク
さて。
本ブログではこれまで、複数の図書館が利用できることにふれながら、便利な利用方法について、いくつか記事を書いてきました。
本記事では、そもそも図書館にはどんな種類があって、どの図書館のどんなサービスが利用できるのか紹介します。
※本記事は、ササっと読めるようにしたかったので、説明がざっくりしている点はご容赦ください。
図書館の種類
図書館の種類は、「設置者別」「利用者別」「所蔵資料別」などの分類方法があります。
本記事では、わかりやすくするため、それらを少し混ぜた以下の6つに分類しました。一般の方でも利用できる可能性がある図書館にアンダーラインを引いています。
種類 | 利用者 | 図書館の例 |
---|---|---|
① 公立図書館(国) | 国民 | 国立国会図書館のみ |
② 公立図書館(自治体) | 在住者など | 都道府県や市町村の図書館 |
③ 私立図書館・専門図書館 | 一般の方・企業・団体など | 民間団体や個人の図書館 |
④ 大学図書館 | 学生・教職員など | 大学の図書館 |
⑤ 学校図書館 | 児童・生徒 | 学校の図書館 |
⑥ その他の図書館 | 入院患者など | 病院患者の図書館など |
各図書館の利用者とサービス
上記①~⑥の図書館が利用できる方と、利用できる主なサービスは以下のとおりです。
① 公立図書館(国)
いわゆる「国立図書館」のことで、国にひとつだけあるものです。
日本は、「国立国会図書館」がそれにあたり、施設としては東京都の「東京本館」と「国際子ども図書館」、京都府の「関西館」の3つがあります。
<利用者>
- 「東京本館」と「関西館」は、原則として満18歳以上の国民が利用可能です。
- 「国際子ども図書館」は、年齢にかかわらず全国民が利用可能です。
- 来館しなくても一部の資料を閲覧する方法もあるようなので、興味のある方は以下を確認してみてください。
※「国立国会図書館HP:よくあるご質問:来館せずに利用する」へのリンク
<サービス>
- 国会活動の補佐
- 国内の資料や情報の収集・整理・保存・提供 など
② 公立図書館(自治体)
私達が普段から利用する都道府県や市町村等の図書館です。
<利用者>
- 住まいのある市町村のみ利用されている方も多いと思いますが、利用できる図書館はひとつとは限りません。詳しくは、以下の記事を参照ください。
<サービス>
- 住民サービスのための図書等の収集・保存・提供
- 児童向けサービス、生涯学習支援、レファレンスサービスなど
- 図書館によっては、視聴覚資料として「音楽CD」や「映画DVD」、「ONE PIECE」「名探偵コナン」のような一般漫画も充実
③ 私立図書館・専門図書館
民間団体や個人が設立する図書館です。
<利用者>
- その組織の範囲に利用者を限定している施設もありますが、一般の方でも利用できる施設もあります。利用できる場合でも、入館や資料閲覧に料金を必要とする施設もあります。実際に利用できるかは個々に確認しましょう。
- 面白いのは、「こども図書館」や「漫画図書館」など、分野に特化した施設です。
- また、無料で利用できる施設もあります。(愛知県では「あいち国際プラザ図書センター」や「愛知県女性総合センター ウィルあいち 情報ライブラリー」など)
- 私立図書館の一覧は、住所の記載もある「Wikipedia」が見やすいです。
- 専門図書館の一覧は、マップ掲載もある「カーリル」が見やすいです。「利用登録条件」が記載された施設もあります。
<サービス>
- 設立者の目的に特化した資料の収集・保存・提供など
- 扱うジャンルを限定した専門性の高い情報を扱う施設も多い
④ 大学図書館
大学や短大等に付属する図書館です。
<利用者>
- 基本的には学生や教職員のみ利用可能ですが、 近年は、地域への情報提供などから、一般の方でも利用できる施設もあります。実際に利用できるかは個々に確認する必要があります。
- 大学図書館の一覧は以下に掲載されており、「利用登録条件」が記載された施設もありました。
<サービス>
- 研究活動のための資料収集・保存・提供など
⑤ 学校図書館
全ての学校に設置が義務付けられた図書館です。
<利用者>
- 生徒のみが利用可能です。
※ サービスは省略
⑥ その他の図書館
病院患者図書館、点字図書館など、通常の図書館サービスを受けられない方のための施設です。
<利用者>
- 利用者できるのは基本的には関係者のみです。
※ サービスは省略
まとめ
「③ 私立図書館・専門図書館」で少し変わった本を眺めるだけでも楽しそうです。
また、「④ 大学図書館」など、専門的な本に囲まれた静かな場所で勉強するのもいいですよね。
いつもの「② 公立図書館(自治体)」だけでなく、自分にあった図書館探しも楽しそうです。
今回は以上です。
ほんの少し、誰かの参考になれば幸いです。
お得に、有意義に、楽しく、読書を楽しみましょう。