こんにちは。
そらそらです。
以下の記事で「図書館の電子書籍サービス」について紹介しました。
※ 本サービス名は、図書館によって異なるため、ここでの呼び名を『電子図書館』で統一します。
実際に、名古屋市図書館のサービスを利用してみると、とても使いやすくて、便利な機能もあって、利用者として良いサービスだと感じました。
ただし、既に読みたい本に予約が入っていたり、便利さゆえに今後の利用者が更に増えることも想定できます。
そうなると、借りるまでに時間がかかってしまいます。
そんなことを考えていたら、どうやら「読み放題サービス」を導入している図書館もあるようです。
本記事では、そんな『電子図書館』の「読み放題サービス」について紹介します。
『電子図書館』の「読み放題サービス」を導入している図書館
先日、以下のニュースを目にしました。
これを機に、『電子図書館』の「読み放題サービス」を導入している図書館が他にもあるのか調べてみると、それなりに導入されているようでした。
でも、「読み放題サービス」を導入している図書館の一覧は見つけることができませんでした。
そのため、いくつかの図書館を個々に確認したところ、「読み放題サービス」の対象書籍は「子供向けの本」のみでした。
以下が、導入している図書館の例です。
- 京都府)福知山市立図書館:児童書・絵本
- 東京都)八王子市図書館:児童書(青い鳥文庫・アンパンマンなど)
- 神奈川県)川崎市立図書館:児童書(青い鳥文庫)
- など
確かに、子供たちの貴重な時間を「予約待ち」で奪ってしまうのはもったいない。
それに、友達と同じタイミングで読まないと意味がない環境もあったりするのでしょう。
学校によっては、「朝読」の時間などで利用しているようなので、そうしたところでは有効に活用されるとも思いました。
一方で、私が「子供心」を無くしたからかもしれませんが、読みたくなる本が少ないと感じました。
そこで、そもそも『電子図書館』のシステムを提供している会社側が、どんな「読み放題サービス」を提供しているのかを確認しました。
確認したのは、『電子図書館』システムして最も導入されている「LibrariE & TRC-DL」の「読み放題サービス」についてです。
「LibrariE」が提供する『電子図書館』の「読み放題サービス」
「LibrariE & TRC-DL」が提供している「読み放題サービス」は、以下のホームページに掲載されていました。
※ 教育と研究の未来HP:「LibrariE(ライブラリエ)」へのリンク
扱っている商品は、出版社側が選んだ「朝読書」や「調べ学習」に利用できるラインナップとなっていて、このラインナップの中から各図書館が選べるようでした。
※ 画像をクリックすると「教育と研究の未来HP:2024年度提供パック総合カタログ」のページへ移動します。
これを見ると、「青い鳥文庫」などの「子供向けの本」のみとなっています。
どうやら、図書館が「子供向けの本」のみを選んでいるわけでなく、会社側の商品が「子供向けの本」のみとなっているようです。
これら商品の中では、個人的には「Gakken「動物」図鑑パック」が便利だなと思ったところです。
商品のラインナップに興味がある方は、上記の画像をクリックして対象書籍をご確認ください。
まとめ
今回は、『電子図書館』の「読み放題サービス」の一例として、「LibrariE&TRC-DL」の商品を紹介しましたが、他のシステムでも同様のサービスがあるかもしれません。
また、今後の利用がもっと広まれば、「読み放題サービス」で利用できる本も増えるかもしれないですね。
今回は以上です。
ほんの少し、誰かの参考になれば幸いです。
お得に、有意義に、楽しく、読書を楽しみましょう。